今回は、参考書の話しではなく「高校受験って何だろう?」を親子で知るための本のご紹介です。
親(自分)が受けたころとは、話しが違う受験事情。
どうやって、子どもと考えていけばいいのか悩みませんか。
はじめての受験でとまどった私たちは、片っぱしからいろんな本を読んでみたんです。
すると、知らないことも知っていることも整理されてスッキリ!
今回は、「情報の取捨選択のために、まず知りたい」というかたに向けて参考になった本などを紹介します。
高校受験の情報ってどうして必要になるの?
我が家に届く、ダイレクトメールや塾チラシの山。
本屋に行けば、たくさんの問題集。
本っ当に迷う!
子どもにその情報を見せたとして、ふんふん!イイネーっというお子さんはどれくらいいるんでしょうか。うちは親が迷っていますから、あれもこれもよく見えて。
でも
親の好みと子どもの好みは違うんです。
そして、子どもが好きな情報のほうがあとあとラクだなと。
というわけで、ひとつひとつ試していきました。
参考にした本のお陰で、本人のやる気やクセが親自身もわかってきた1年でした。
高校受験で参考にした本はこれだった
大学受験の参考本は結構あるのですが、高校受験はあんまりなかったんですね。
ところが、ここ近年はかなり参考になりそうな本がたくさん!
受験事情はどんどん変化するので、最近出版されたもののほうが良い気がしました。
【参考になった本】
(勉強をまったくしない子~中間くらいの成績の人向き)
お子さんが読みやすい。定期テストから受験までオールマイティに家庭での時間の使いかたや勉強法が出ています。字もイラストもとっつきやすいので、バイブルとして活用できます。
我が子も気に入って、定期テストのスケジュールの組み方をこの本の通りにして成績が上がりました。
著者の道山ケイさんは、元中学校教師なので内情もよくわかっており信頼性の高い内容です。
別冊の親向け読本は、親にとって耳が痛いことがたくさん書いてあります。
(勉強を全くしない子~中間くらいの成績の人向き)
イラストがたくさん入って、子どもが手に取りやすい。特にこれから志望校を決めていかなくてはならないけれど、どうしたらいいかわからない人のために詳細がでていて良い。
偏差値に頼りがちな志望校決定ではない部分を詳しく説明してくれているので、親の側からのアドバイスの参考になります。
また受験勉強にもタイプがあります。その診断がついているので、客観的にじぶんのことがわかります。はなまる学習会の高濱正伸さんと大塚剛史さんの著書。
(中間~上位の成績のかた向き)
タイトル通り、塾に行かない選択をしたときにぜひ読みたい本。
家庭学習(自学自習)の考えかたにおいても、読んでいて損はないです。
すべてのスケジューリングをしてくれる面倒見のよい塾ならこの本は必要ないですが、塾まかせにできない部分をどうすればいいかがわかります。
塾なしで、偏差値71の高校に入学させたかたが書いた本です。
紹介されているオススメ問題集は難易度が高いものが多いです。
(各教科3以上~上位の成績のかた向き)
塾と自学自習、または塾なし自学自習の入試勉強時間の立て方がわかる本です。
さくら個別指導学院の國立さんが、塾での指導方法をそのまま書き起こしています。
ブログも詳しいので、そちらを参考にされてもいいですね。
特に参考になるのは、入試科目の勉強順です。
ついつい新しい問題集を買いたくなったり、あれもこれもやり残した気持ちで焦ります。
そんなときに最適です。
中3のわが子が試しているスケジュールはコレ
参考になった本を今度は子ども自身が試していきます。
そこで修正するべき点がでてくるんですね。
その時点でどうするか?ですよね。
わが子が試してみたのは次の方法です。
①ビジュアルが気に入った『親子で一緒にやるからできる 中学生の勉強大全』の
定期テストスケジュール通りにやってみる。
②それでも目標点に達しなかった教科がでたので、1週間ふやしてみる
③英語や国語の音読をふやしてみる
④伸びた部分の努力を親が認める
⑤毎日の勉強をまず習慣化させる
この方法で、まずまったく歯が立たなかった英語が少し上がりました。
「勉強できない子は、スケジュールを立てるのは下手」
それだけに親がやったほうがいいと痛感。
このスケジュールの立てかたも試行錯誤しました。別記事にしたいと思っています。
とにかく「知らないことは、プロに学べ」ということ。
本当にいい本にもっと早く出会いたかった!!!
ブログを読んでくださった中学生をもつご両親、ぜひわが子の現実をもっと知るためにとっておきの1冊に出会ってみてくださいね。
わが家は塾選びに悶絶しました↓