皆さんは、「落ちこぼれ」というとどう感じるでしょうか?
息子が地元の公立中学に入学して分かったのは、「教育熱の差」。
かなりはっきりとした差です。
たいてい、何校か小学校が合体するのですが、
小学校によっては、中学受験を経験した子どもが多い学校があります。
息子の出身小学校は、中学受験をするお子さんもいます。
ですが、目立つほどではありません。
一方で、3割以上が受験を経験している小学校からきたかたがいます。
中学で落ちこぼれの種類があった

はっきりわかるのは、定期テスト。
その取り組みかたで「3種類の落ちこぼれパターン」があるんだとわかってきました。
〇受験で残念だった
〇小学校落ちこぼれ
〇中学校に入ってビックリ落ちこぼれ
受験経験がある皆さんは、本当に落ちこぼれているわけではないです。
「高校受験でリベンジすることを考えている」生徒さんだということ。
中学1年1学期で習う範囲なんぞ、
楽々点数が取れる基礎のしっかりできた生徒さんなんですよね。
そして、息子のタイプ「中学に入ってビックリ落ちこぼれ」
何の準備もなく入学し、レベルの高さに驚愕するパターンです。
小学校では大丈夫だったという人は、たちが悪い。
スピードに、順応するのにも時間がかかります。
そんな我が子が、もって帰ってきた成績は…
すべての教科が、平均点以下!!!
この成績はちょっとびっくり仰天でした。
教科ごとの人数分布をみても、ゾッとする内容…。
子どもの自己肯定感がガタっと下がったのは、このビックリがあるんじゃないかなと思うんですよね。
今、この現実をヒシヒシと感じています。
【息子の中1の様子】
第二次反抗期初期
性格:賑やかな一人っ子。わがままというより個性派。
友達は普通に作れるタイプ。どちらかというとインドアタイプ。
成績:9教科合計300点ほど(学年成績は、下から数えたほうが早い教科も多々ありの様子)
苦手科目:英語と国語
スポーツ:中学になって初めて始める競技に入部 運動能力は中の下
習い事 :大手集団塾(数・国)、個人塾(英)
希望 :公立高校
すっかり自信を無くしてしまった
親がびっくりするくらいです。
子どもは、試験の結果に、その何倍もビックリしたと思います。
2020年は、自粛生活で始まった小学校卒業式と入学です。
中学校の教室にクラスメイトがそろったのが6月…。
それまでに膨大な課題提出と戦い、慣れない塾のネット授業を受ける。
親もその設定に、とても戸惑った4月からの数か月。
友達作り、部活、給食や弁当、宿題に試験…。
いくら順応性の高い子どもだったとしても、きついはず。
ところが息子のダラダラさ加減に、イライラが募るばかり。
「ばーーーか!」
そろそろ暴言がきつくなってきていた息子が、
夫に、初めてこんな言葉を吐きました。
「バカとはなによ!」
「僕のこと、わかりもしないクセに、うるさすぎるんだよ」
「僕は、どうせ何もできないダメな奴だ、ダメなんだよ、ムリなんだよ!」
夫と私は、長男長女。
下の兄弟がいると、我慢を強いられることも多かったんです。
それでも自分たちの経験では、こんな暴言を吐くこともなかった。
ちょっと、ショックでした。
これをママ友に相談すると、「とうとう来たか~!」とニヤリ。
「こんな暴言は、普通にあるよ」とケロっとしている…。
まだ親としてはたった13年になるかならないかです。
ちょっと様子みながらやっていこうと思います。